インターンで実務のリアルを体感!

~限られた時間の中での判断力・対応力が求められました~

弁護士の今瀬敬貴です。

77期修習生当時、たくみ法律事務所にインターン参加したときの様子をお伝えいたします。

インターンでは、午前と午後にそれぞれ課題が用意されており、交通事故と企業法務の事案に取り組みました。

どちらも締め切りの時刻が設定され、執務室の中で雰囲気を感じながら課題に取り組みましたので、普通の勉強とは異なる緊張感がありましたが、実際に弁護士として働く姿をより具体的にイメージすることができました。

交通事故の課題では、後遺障害の認定を受けた方の損害計算書と、依頼者へ説明する文書を作成しました。

不法行為分野の司法試験対策では論点整理が中心で、損害額や損害項目を一つひとつ検討する機会がなかったため、非常に苦戦し、時間内に結論までたどり着くことはできませんでした。

講評の先生からは「プロとしては結論が大事だから、時間内に書き上げることを最優先にしてほしい」と言われたことを今でも覚えています。

その先生には今も大変温かく、時に厳しく、指導いただいております。

午後の企業法務は、一見すると民法の問題にも思えましたが、民法の条文では請求が難しく、商法の条文が鍵になるという問題でした。

先生からは、「条文一つで全く違う結果になる事があるから、実務では事案に当てはまりそうな条文を調べることが一番重要だ」と指導いただき、知識だけでなく調査や条文をどう適用させるかを判断する力が大切だと強く実感しました。

課題を通じて、依頼者と向き合いながら、限られた時間でプロとして最大限のパフォーマンスを発揮することの重要性を学び、今も日々の業務に活かすことができています。

執務室では、弁護士や事務職員の皆さんが私語を交えながらも、真剣にテキパキと仕事をこなしている様子が印象的でした。

一方で、若手の先生方とランチをご一緒する機会もあり、話しやすく、さまざまな相談にも丁寧に答えていただけたことで、不安も和らぎました。

特に期や年齢の近い先生が多く、相談しやすい、風通しの良い雰囲気だと感じました。